押し付け3-2続編≪ 押し付け3-2続編 ≫ さてさて、パーティーも終わり、のんびりと過ごしていました。 やっとイヤな物から解放された…。当分はパーティーするようなことないだろう と平和な日々を過ごしていました。 そして、4月、学校の先生と一緒に『泰山』へ行きました。 学生から聞いた話ですが、中国には『五山』というものがあるそうです。 その『五山』と言うのは、『五つの有名な山』のことで、 『泰山』はこの『五山』の中のひとつだそうです。 この山に先々週、学校の旅行って事で行ってきました。 山自体はロープウェーで登ったので、とてもラクでしたが、 ロープウェーから降りたところから、本当の頂上までは少し歩きました。 疲れた…。 中国に来てから、太りに太ってしまったので、体が重かったんでしょうね。 まぁ、登山は良かったんです。そしてその時、ベルギー人の英語の先生の 彼女も一緒にいたのですが、彼女から貴重な話を聞きました。 それが・・・・・・ 『婦女パーティー』の時のテレビ放送のことです。 彼女が言うには、 Gはそのパーティーに協力的だったからだろうけど、 Gのことは良く言って、褒めたたたえ、他の外国人の先生は 『トラブルメーカー』だとテレビでLが言ってる…。 マジで??こっちからしたら、 おい、L!!!あんたがトラブルメーカーだ!! とにかく、彼女から学校のHPで見られるという情報を聞いて、 帰ったら見ようと思ってた。かなりメラメラしてた。 そして、登山も終え、夜ご飯を食べた。 その時、Lは私たちの事を 『 我的日本朋友 』(わたしの日本の友達) と紹介した。友達日本人の先生と、 こいつ、腹グロ!!!!!! 私たちはアンタを友達だなんて思ってないから。。。 と、二人で言っていた。日本語の先生も同じ席にいたけど、 私たちがしゃべっているのは聞き取れない…。だから大丈夫。 この日もいろいろとあった。中国では何回も乾杯をして、 (場を盛り上げるためらしいが)人に酒を無理やり飲ます。 でも、不思議なのは、中国の女性に対しては、無理強いをしない。 とにかくその乾杯ってのがくせもので、コップに入った ビールを全部飲みきらなきゃ文句を言って、強制的に飲ませる。 私は幸運にも、酒が全く飲めない。飲んだら呼吸困難になったり、 じんましんがでて体がかゆくなる。それを知っているから、 酒は強要させられない。 (と、言っても、時々される。その時は飲んでるフリだけする) 酒を飲まないとジュースをガボガボ飲まされる。 炭酸のジュースをガボガボ飲みます…。 その日、普段は酒が本当に強くて、顔が赤くなったりしない 友達日本人教師の子が、登山などで疲れていたせいか、 飲まされて顔が赤くなってきていた。 いつもより調子が悪かったらしい。普段から強制的に飲まされる事に 怒っていたけど、その日は本当に体調の問題から飲みたくなさそうだった。 でも中国の人はおかまいなし…。そして彼女は切れた。 トイレに行こうと立ったとき、むかついた表情をしながら、 ドアに向かった。そして、ドアを開けるとき一言・・・ 『むかつくわ』 なんでこの国の人は本当に人の意見や気持ちを考慮でき ないんだろう。再びそういう気持ちになった。 『飲めません。ムリです。』 そういっても、絶対聞いてくれない。。。 私たちは疲れていた。無理やり酒を飲まされたり。早く帰りたかった。 でも、帰りたくても、中国人の先生がずっと帰りたがらず、 挙句の果てにはカラオケまでし始めた。 やっと帰れることになった。カラオケに飽きてくれたのか、 よくわからんけど…。 帰りの車の中で、中国人のDが友達日本人の先生に謝った。 もちろん友達先生も、Dをわるいとは思ってない。Dに友達先生は なんで気分が悪いのか説明した。Dもそれを納得できた。 そしてDは、 『本当にあの人達のこと、恥じだと思う。彼らは飲む事しか 考えていない。僕自身も高血圧なのに、時々あーして飲まされる。』 やっぱりDはわかってる人だなぁと思った。 Dとご飯を食べる時、Dは絶対に酒を強要してこないんだ。 いろいろとあったけど、なんとか帰れた。本当に疲れていて、 もうネットで例のテレビ放送を見る元気はなかった。 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 翌日、友達先生の部屋へ行ったら、彼女はさっそくあのテレビ放送を 見ていて感想を聞いた。。Lは中国語しかしゃべれないから、私たちは 言葉を聞いただけではわからない。でも、そのテレビ放送、便利な事に、 全ての場面に中国語字幕がついていた。字幕を見たらだいたいの内容は わかるんです。しかも、所々英語での説明もあった。 友達先生の感想: ありえん。良くあんな事言ってて、『我的日本朋友』って言えたわ!! Lな、 「外国人の先生は主張が強くて、時々こっちが負けちゃいそうに なるけど、相手の言い分を聞いて…分かり合って…。」みたいな ことを一人でキメながら語ってた。 あれを見て、中国人は、どう思うんだろう?彼が言っていることが 全てで、本当で、彼は中国人の中では、外国人とひとつになろうと がんばってるヒーローみたいに見えるのかな。見えてるなら、アホだね。 すぐに私も部屋に帰って見てみました。 本当に数々のテレビ用の演出としか思えないようなうそっ臭い シーンが大量…。あんたらいっつもそんなにしょちゅうミーティングしてんの? そして、本当に友達の言ってた通り…。 アレは、パーティーのドキュメンタリーじゃなくて、完璧に 『Lのドキュメンタリー』 『僕はがんばってます。僕は自己主張してないのに、外国人って、 本当主張が強くて…。でも、僕がんばってるんです。 彼らの意見聞きながら、協力してひとつの和を作ろうと思ってるんです。』 みたいな…。 最悪な気分になった。 どうせなら、Dのドキュメンタリーの方がよっぽど、本当の大切な 事を伝えれる気がするわ。 それにしても、あなたがパーティーの時に、パフォーマンスする人の 気持ちを聞いて、それから考えたっていうなら、少なくとも、 もっと他の外国人教師も協力してくれたと思う。 でも、あなたはその段階を無視し、全て自分で決めて、それを 私たちにやらせようとした。これは強制、強要、本当に無理強いの 他のなにものでもない。 Lは外国人と接する機会があるL,早く気づいて欲しい。 外国人の先生は自己主張が激しいんじゃない。あんたがいつも私たちに 自己主張(強要)してくるから、こっちも自己主張して返さなきゃ いけなくなる。初めの段階さえ間違わなかったら、お互いにこんなイヤな 思いしなくてすむんじゃないかな…。 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|